単語を覚えるのはもちろんですが、その後単語を使ってアウトプットをすることは重要です。
今回は、簡単にアウトプットする機会を与えることができる、語彙練習ゲームを紹介します。
キーワードで攻めろ!アウトプット重視の語彙ゲーム
ジェスチャーゲームや、シャレードというとみなさんピンとくるかもしれません。ジェスチャーゲームは身振り手振りである言葉を示し、他の人が「何の言葉を表しているのか?」を当てるというものです。
今回は、それを「キーワード」で実施し、「言葉」でやってみよう!というものです。
準備物
「食べもの」のカテゴリーであれば、食べ物の写真またはイラストをいくつか(7〜8種類)用意しておきます。
スライドにしてもいいですし、紙でも問題ありません。
今回は、「食べ物」のトピックで、例として「ラーメン、アイスクリーム、ケーキ」を使用します。
実施方法
①グループ作成
まずグループを作ります。1グループ4〜5人がちょうどいいでしょう。
グループの中で、まず最初に「答え役」になる人を選びます。答え役の人は、教師が提示する絵が見えないように座ります。
②絵を見せる
他のメンバー(ヒント役)は答え役を囲むようにして円を作り、教師はヒント役に絵を見せます。
ヒント役は、絵に関連したキーワードをできるだけたくさん「答え役」に言います。(絵そのものの単語を言わない様に注意!)
③わかったら答える!
答え役は、キーワードから教師の持っている絵を推測します。わかったら答えます。
早く答えられたチームに1ポイント。「答え役」をグループ内で入れ替えて、次の絵を見せます。これを同様に繰り返します。
例)出てきそうなキーワード
アイスクリーム・・・冷たい、甘い、味がいろいろある、夏、暑い時
ラーメン・・・あつい、スープ、ぶた、カロリーが高い、あぶらが多い
ケーキ・・・あまい、誕生日、クリスマス、いちご
ポイント
カテゴリーをしぼる
カテゴリーが決められていないと、選択肢が無限大になり、なかなかキーワードから推測するのは大変で時間がかかります。なので、ある程度選択範囲を絞るためにも、カテゴリーは決めておいた方がいいでしょう。
絵じゃなくて言葉だけでもいい?
キーワードの写真を用意せずに、言葉でささっと書いて提示するだけでもいい?
それでもゲーム自体は問題なくできるのですが、写真など実物に近いものを見せた方が、様々な語彙が出てきやすいように感じます。
絵や写真はどこから?
AC写真・イラストが検索しやすくて非常に便利です。
著作権の関係で、このアクティビティ用に写真をスライドにまとめて配布することはできませんが、AC写真からすぐにダウンロードできるので、ぜひ作ってみてください。
何かと教材を作る機会が多い方は、AC写真に登録しておくと便利👍有料会員は月1,000円で何枚でも使用可能です。
ACイラスト・写真・シルエットなどどれか1つに登録しておけば、全部の素材が使えるのも嬉しい。おすすめです。