時間があまった時や、ちょっとしたアクティビティができる時間にささっと取り入れることができる「カテゴリーどっち?」ゲームを紹介します。
使用するイラストによっては、これまでに習った語彙の復習として使うのもいいかもしれません。
カテゴリーどっち?ゲーム
以下の様な2つのイラストを同時に見せて、先生がカテゴリーを1つ言います。
例えば、以下の様な絵をスライドで示します。
教師は「海の生き物」と、キーワードを言い、学生は「海の生き物」だと思う方の色カードを提示する、という活動です。
以下で詳しい導入方法を説明していきます。
準備物
■問題スライド
2つのイラストを並べたスライドをいくつか用意。
サンプルをダウンロードしたい方はこちらから
■赤と青のカード人数分
赤だと思った時に「はいっ!」と赤カードを掲げてもらうので、一人に1枚ずつ赤と青のカードが行き渡る様に準備。
簡単に導入したい場合はカードを使わずに、右手や左手で答えを示してもらうという方法もあります。
実施方法
①スライドを見せる
一つずつ絵を指差しながら
T:「(新幹線を指さし)これは何ですか?」
S:「新幹線です。」
T:「(飛行機を指差し)こちらは?」
S:「飛行機です。」
②教師がキーワードを言い、カードで答える
T:「では、問題!空を飛ぶのは、どっち?」
学生は、各自で青または赤のカードを提示します。
③答えをチェック
T:「空を飛ぶのは...飛行機、青ですね!」
青カードを出した人には1ポイントあげます。
④単語をチェック
間違えた人は「空」や「飛ぶ」がわからないのかもしれません。なので、この問題で出てきた単語を確認してから、次の問題に進みます。
例えばどんな問題がある?
暑いのどっち?
高いの/ 新しいのどっち?
果物/すっぱいのどっち?
足が多いのどっち?
字が書けるのはどっち?
太陽が出てくるのは、どっち?
春に咲くのはどっち?
夜起きているのはどっち?
土の中にいるのはどっち?
飲み物どっち?
かぶるのどっち?
植物どっち?
涼しいの、どっち?
男のライオン、どっち?
レベルによってイラストや問題を帰る必要が出てくると思うので、その都度変更して調整してみてください。
バリエーションを出してみよう
問題を学生に言ってもらう
- スライドを見せる。
- 一人の学習者に「〜どっち」の問題を作ってもらい、他の学習者が答える。
- 問題を出す人が交代。
動きを出す
- 教室の真ん中に線を作る(手で示すだけでもOK)。
- 問題を言い、赤だと思う人は左に、青だと思う人は右に動いてもらう。
- 正しい方に動いた人は正解。
問題が簡単すぎると「動く価値あり😅?」となってしまうので、難易度の調整をおすすめします。
時間制限を設ける
- チーム対抗にするので、グループ分けをする。
- 1つのグループが、30秒以内でどんどん答えていく。
- 30秒たったらストップ。いくつ正解したかを数える。
- 次のグループに交代。同様に正解のポイントを数える。
違うグループに同じ問題は使えないので、事前にたくさん問題を用意しておくことが必要となります。
オンラインで実施する
- 先生はスライドを表示し、学生と画面共有。
- アイコン機能があれば、赤だと思った人は👏で反応、青だと思った人は👍で反応する。
アイコンを使った方法で意思表示ができます。
その他、Whiteboard.fiなどのオンラインツールを使って一斉に「ドン」で表示してもらうのも、おもしろそうです。→使い方の動画はこちらから
まとめ
ちょっとしたイベントの時に使ってもいいですし、印刷していけば課外活動のバスの中でも使えます。
同様にカテゴリーを使った語彙ゲームには、以下の様なアクティビティもありますので、こちらもぜひご覧ください。