使用する教科書
Lesson 33: 薬局で-たまにアレルギーが出ることがあります-
- V始めます
- V続けます
- V終わります
- V直します
- 【V-dic/Vない】ことがあります
新出単語
- 茶道教室や皇居など・・・文字情報でだけでは想像がしづらい単語も入っているので、写真を見せながら確認する。
- 症状・・・様々な症状の言い方を確認してもよい。
教案
Model Conversationを聞く(p.220-221)
- アレルギーがありますか。
- これまで病院にかかったことがありますか。
- 食中毒になったことがありますか。
Grammar Point 1: V始めます
■例文を読んで確認
■変換練習
生活習慣病が増える→生活習慣病が増え始めました。
- 甘いものをやめたら、体重が減る
- 最近、マッサージ機を使う
- 和食に注目する人が増える
<解答例>
- 甘いものをやめたら、体重が減り始めた。
- 最近、マッサージ機を使い始めた。
- 和食に注目する人が増え始めた。
■会話練習
- 何歳の時、パソコンを使い始めましたか。
- 何歳の時、一人で住み始めましたか。
- いつ、車に乗り始めましたか。
- いつ、働き始めましたか。
■Training Exercise1
Grammar Point 2: V続けます
■例文を読んで確認
■文作成練習
「え、もう〜時間もV続けているんですか!」
<解答例>
- もう6時間も勉強し続けているんですか。
- もう10日間も働きつづけているんですか。
- もう5年間も薬を飲み続けているんですか。
- もう一週間もゲームをし続けているんですか。
■Training Exercise 2
応用(〜ていく/〜てくると組み合わせる)
■導入練習
今まで、ピアノを引き続けてきました。今後も弾き続けていきます。
今まで水泳をし続けてきました。今後も続けていきます。
今まで茶道教室に通い続けてきました。今後も通い続けていきます。
■会話練習
- これまでし続けてきたことがありますか。
- これからも、し続けていくつもりですか。
Grammar Point 3: V終わります
■例文を読んで確認
■結合練習
例)その本を読む→私に貸す:その本を読み終わったら、私に貸してください。
- 記入する→その箱に入れる。:______________
- ご飯を食べる→この薬を飲む:______________
- レポートの間違いを直す→うちに帰る:__________
- 飲む→空のボトルはリサイクルする:___________
<解答例>
- 記入し終わったら、その箱に入れてください。
- ご飯を食べ終わったら、この薬を飲んで下さい。
- レポートの間違いを直し終わったら、家に帰ってください。
- 飲み終わったら、空のペットボトルはリサイクルしてください。
■Training Exercise 3
Grammar Point 4: V直します
■例文を読んで確認
■文作成練習
<解答例>
- 書き直してください。
- 計算し直してください。
- 送り直してください。
- 言い直して/敬語を勉強し直してください。
■Training Exercise 4
Grammar Point 5: V-dic/Vないことがあります
■例文を読んで確認
■穴埋め練習
『中級へ行こう 文型と表現55』の第8課に「Vる/Vないことがある」の穴埋め練習が載っているので、そちらを参考にするといいと思います。
■Training Exercise 5
応用:〜こともあるし、〜ないこともある
■文作成練習
私の街は、雪が降ることもあるし、降らないこともあります。
- 私の街:雪がふる。
- 朝:食欲がある。
- 上司:食後にコーヒーを飲む。
- 私:冗談を言う。
- 私:うちでパーティをする。
- 私:8時間寝る。
■Training Exercise 6
Model Conversation
絵だけを見ながらモデル会話が言えるように練習する。
読む活動
この課は薬局での会話がトピックなので、関連した読む活動を入れてもいいでしょう。簡単に確認ができる「薬の袋を読む」活動と、少し難易度が上がる「薬の説明書きを読む」活動の2つを紹介します。
薬の袋を読む
指示の入った薬の内服薬のイラストを用意し、以下の質問をして理解できているか、日本語で答えられるかを確認します。
- 患者さんの名前は?
- どこの病院からもらった薬ですか?
- 1日に何回飲みますか?どうしてそれがわかりますか?
- 月曜日からこの薬を飲み始めます。何曜日に飲み終わりますか?
- 一回にいくつ薬を飲みますか。
- いつ飲めばいいですか。
- 1日に全部でいくつ薬を飲みますか。
薬の内服薬のイラストは『日本語ロジカルトレーニング1』のp.29に載っているようなものを用意するといいと思います。参考にしてみてください。
薬の説明書きを読む
もう少し読む活動にじっくり取り組める場合、薬の説明書を読むという活動はどうでしょうか。
薬の説明書の読み物が『たのしい読み物55』のp.40「薬の説明書」に入っているので、参考にしてみてください。
参考書籍
【書籍紹介】たのしい読みもの55について詳しく知る
この教科書『Nihongo Express』の教案一覧もぜひ以下からチェックしてみてください。