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【はず】ここにあるはず!?カードゲーム

日本語文型「〜はずです」の練習に使えるカードゲームアクティビティの紹介です。

難易度もどんどん上げることができるので、終わった後に、もっとやりたい!という声が出ることも多いゲームの1つです。

動画でもやり方を紹介していますので、ぜひご覧ください。

準備物

それぞれ違うマークが書いてあるカードを5枚〜6枚(1セット)用意します。

  • もしクラス全体で5グループできるようであれば、5〜6枚の1セットを、5セット分用意します。

そしてグループを決めます。1グループ4-5人がいいでしょう。

実施方法

それでは、1つずつ解説していきます。

①カードを並べる

一人(ディーラー)が5枚のカードを、絵柄を上にして並べます。ディーラーは、覚えてもらうマークを1つ決めて、伝えます。

例)丸●がどこにあるか覚えてください。

グループメンバーは、●から目を離さないようにします。

②裏返す

ディーラーはカードを裏返し、見えないようにし、カードをシャッフル!

4回〜5回ほどシャッフルしたところで、手を止めます。

③当てる

他のグループメンバーは、「●はここにあるはずです」「これが●のはずです」と●がどこにあるのかを伝えます。

④正解を見る

カードを開いて、本当に●がその場所にあれば、正解です。

実際の様子も動画で見ていただくとわかりやすいと思います。

Animated GIF

ポイント

レベルアップさせてみよう

上で紹介したのは、1つの形を目で追うように伝えるという方法でした。これをレベルアップさせる方法がいくつかあります。

① カードの枚数を増やす

5〜6枚のカードですが、これを6〜7枚にすることで少しわかりにくくなります。

② 目で追うカードの数を増やす

最初に「●がどこにあるか覚えてください」と伝えますが、その時に覚えてもらうマークの数を増やします。「●と▲を覚えてください」といった要領ですね。

答えるときは、「これが●で、これが▲のはずです」と1つずつ当てます。

③全部当てる!

究極に難しくするのであれば、5枚のカードの絵柄を全てどこにあるか目で追ってもらいます。

そして最後に、「これが●、これが▲のはずです。そしてこれが■、これが★、これがハートのはずです」と答えます。

だんだん熱中してくると「〜はずです」を言い忘れる学習者も出てきますので、机間巡視しながら様子を見て声をかけてあげてください。

カードの扱いに注意

上の画像では、厚紙を切ってカードを手作りする方法をお見せしました。が、ものによっては裏が透けて見えてしまったり、何回か使うと紙がヨレてしまう場合があります。

そうすると、「カードの右端が折れてるから、これが●!」と違うところをヒントにして当てる人がでてきます。

なので、できればしっかりとしたカードを使う方がおすすめです。(トランプでもいいんですが情報量が多いので)

ESPカードは本来は別の目的で使われるようですが、シンプルに形だけのカードになっているので、ゲームとしても使いやすいです。

記号の読み方を知らなくても「➕は”じゅう”、波模様は"川"」などと覚えやすい名前をつければ問題なくできます。

「〜はずです」の文型に関する教材アイデアや練習アイディアを見たい!という方は、ぜひこちらの文型ページも参考までにぜひ。