【のは(対比)】絵を見て文を作ろう
今回はゲームではなく、文型導入後の練習として使えるスライドを用意してみました。
練習文型:「〜のは好きですが、〜のは好きじゃありません。」
準備物
下のスライドのみ(拡大印刷してもいいですし、スライドのままでも)
使い方
最初に文型を導入した直後、文作成練習の段階での使用を想定しています。
①例を見せる
1枚目のスライドを見せながら、語彙を引き出します。
T: 左の絵を指差しながら「田中さんです。田中さんは.....」
S:「遊びます。」
T:「じゃぁ、こちらは?」
S:「勉強します。」
アニメーションでハートを出し、「好きです」をつけて言ってもらう。
S:「田中さんは、遊ぶのが好きです。」
「好きじゃありません」のハートもアニメーションで出し、同様に引き出す。
S: 「勉強するのは好きじゃありません。」
直前に導入済みなので「勉強するのは」と出て欲しいところですが、出てこなければこの段階では「勉強するのが」のままでもいいと思います。
そして最後のアニメーションで文を出しながら、1つの文で言ってもらいます。
T:「では、1つの文で言ってみましょう。」
S:「田中さんは遊ぶのは好きですが、勉強するのは好きじゃありません。」
②ペアワーク前確認
次のスライドを出し、「じゃぁ、この場合なんというだろう?」と考えてもらいます。
ペアワークに移るまえに、難しそうな語彙は全体でさらっと確認するといいと思います。
③ペアワーク実施
あとはペアでそれぞれ絵を見ながら文を作ってもらいます。4つめは、各自自由に作ってもらうといいと思います。
解答例)
- 写真を撮るのは好きですが、絵を描くのは好きじゃありません。
- 映画を見るのは好きですが、カラオケに行くのは好きじゃありません。
- 外で食事するのは好きですが、料理をするのは好きじゃありません。
- 自由
語彙などの調整を
今回使用したイラストは初級日本語教科書『なかま』での使用を想定していますので、お使いの教科書などに合わせて使用語彙は変更してください。
また、前後両方で対比の「は」を使わず、「〜のが好きですが、〜のは好きじゃありません」という形で教えている方は、そちらも変更してお使いください。