「歴史の授業と数学の授業と、どちらの方が楽しいと思いますか?」といった比較級の練習ができるワークシートです。
【比較】ワークシートでクラス活動
AとBとを比べるパターン練習ですが、意味を理解していてもなかなか口がまわらない学習者が多い時に使えます。
ワークシートがダウンロードできますので、適宜編集してお使いください。
準備物
実施方法
①やり方を説明する
基本的にはいろいろなクラスメイトに1つずつ質問をしていくスタイルです。
一番右のカラムには、AとBとどちらか、またはAもBも同等なのかを書き込んでもらいます。
例)#1 A=バーガーキング、B=マクドナルド
S1: 「バーガーキングとマクドナルドと、どちらの方がおいしいですか?
S2:「そうですね〜、バーガーキングの方がおいしいです。」
▶︎S1は「A」と右端のカラムに書き込む。
この時、書き方のルールを作って少し説明しておくといいと思います。
- A > Bの場合はAと書く
- B > Aの場合はBと書く
- どちらも同程度の場合はA=Bと書く
- AもBも〜ない 場合は×と書く
こうすることで、「バーガーキング」などと毎回書かなくて良いので時間をそこまでかけすぎず、効率よく練習が進められます。
もちろん「授業時間に余裕があるので、練習のために書かせたい!」という場合は記号でなくてもいいと思います。
②クラスで実施
歩き回っていろいろなクラスメイトに質問を聞いていきます。最後の8番は自分で質問を考えてもらうと、もう少しバリエーションのある活動になります。
応用してみる
「〜と〜とどちらの方が」「〜は〜より」の練習でもいいですが、「〜と思います」が既習であれば付け足して長めにしてもいいでしょう。
S1: 「日本の車と、ドイツの車と、どちらの方がいいと思いますか?」
S2: 「そうですね〜日本の車もドイツの車も、いいと思います。」
中には、がんばって「フライドポテトはマクドナルドの方がおいしいです。でも、フライドチキンはバーガーキングの方がおいしいです。」なんて答える人もいて、こちらがいろいろ教えてもらうこともありました。