学習者に場所の名前を1つ選んでもらい、他のクラスメイトはその場所がどこなのか、質問しながら当てるというゲームです。
【〜に〜があります】場所を当てよう
対面形式の授業でももちろん実施できますし、オンライン授業でもそれほど導入が難しくない日本語の活動だと思います。
意外と世界の有名な場所や人を知らない学習者も多いので、言語学習を通して知見を広めることができるアクティビティです。
準備物
対面の場合は、1人2−3枚の小さい紙を用意するとやりやすいですが、なくてもできます。
オンラインの場合も、特に書くものがなくても実施できます。
実施方法
- 教師がお手本を見せる
- グループ作成し、1人ずつ実施
教師がお手本を見せる
まず、教師がとある場所を1つ選び、その名前を小さい紙に書いておきます。
学習者はそれがどこなのかを質問します。
スライドなどで質問の仕方を出しておくといいでしょう。
そこに何がありますか。
S: 「そこに何がありますか」
T: 「う〜ん、ここに大きいお城(castle)がありますよ。」
ここでいくつか推測した言葉を言ってもらいます。
S1:「ドイツですか?」
T:「いいえ、そうじゃありません。」
S2:「フィンランドですか?」
T:「いいえ、そうじゃありません。」
そして次の質問をしてもらうように促します。
そこに なにが ありますか。
そこに だれが いますか。
Ss:「そこに だれがいますか。」
T: 「ここに...ミッキーがいます!」
S3: 「ディズニーランドですか。」
T:「はい、そうです!」(最初に場所の名前を書いた紙を見せる)
このように、聞いている人から質問をしてもらい、それに発表者は応答します。
グループ作成し、実施
教師のお手本を見せ終わったら、各グループそれぞれに小さい紙を配布し、一人2、3つずつ場所の名前を書いてもらいます。
あとはグループで同様にクイズを出し合います。
オンライン授業の場合でも、紙に書いてもらった場合は最後に答えを伝えるときにカメラに向かって見せてもらうことができます。
書かない場合は、口頭で答えを伝えることになります。
まとめ
もしグループ単位ではなくクラス単位で行う場合は、一人1枚でいいと思います。一人ずつクラスの前に出てきてもらって質問に答えてもらいます。
グループ活動にした場合でも同様に、このクラス活動の最後のまとめとして何人か少し難しそうな問題を作った学習者を選んで、前に出てきてもらって答えてもらうといいでしょう。
その他の「〜に〜があります」で使える活動はぜひ以下のページをご覧ください。