概要
いろいろな「部屋にあるもの」のカードを2種類ずつ用意し、同じカードを持っている人を質問しながら探し出すという、パートナー探しアクティビティです。
準備物
同じアイテムのカードを2種類ずつ
イラストは下からダウンロードできるので、印刷してカードを作ります。クラスの人数に合わせて、数は調整してください。
イラストのイラストカードの語彙は教科書『なかま』の第5課のものです。
実施方法
①カードを1枚ずつ配布
生徒たちにカードを1枚ずつ配ります。隣同士が同じ種類のカードを持たないように、上手に調整しながら配ります。
または、一通り配り終わったあとに少し周って見て、調整してもいいでしょう。
学生には、カードの絵を周りの人に見せてはいけないことを伝えておいてくださいね。
②デモンストレーション
先生と生徒でまずお手本を見せます。
T: 「〜さん、〜さんの部屋に 電話がありますか?」
S: (もし自分の持っている絵カードも同じなら)「はい、あります!」
S:(自分の持っている絵カードが違うものなら)「いいえ、ありません。」
両方のパターンの例を見せられるように、最初にカードを配る時に、
- 教師と同じカードを持っている学生
- そうではない学生
が誰かを確認しておくとスムーズに例が見せられますね。
③スタート!
例を見せ終わったら、例を見せてくれた学生のカードと、誰か他の学生のカードを入れ替えるなどして、クラスメイトに簡単にわからないようにします。
そしてクラス全員立ち上がり、上記のように同じカードを持っているパートナーに出会うまで、質問を繰り返して探し出します。
④見つけたら一緒に座る
パートナーを探した人は一緒に座ってもらい、自分の部屋に他にどんなものがあるか説明するなど、各自で話す練習をさせておきます。
いろいろ使える!
ペアの作成に
ペアを作ることが必要になった時に、いつも先生から指示するのではなく、このカードを使ってマッチした人とペアになって次の活動を始めるというのもいいでしょう。
語彙の練習に
今回は「〜に〜があります」という文型の練習として使いましたが、その他の練習で使ったり、単に「語彙の確認」として使用してもいいと思います。
「それは何ですか?」「これは電話です」など。
参考
その他の活動も、ぜひご覧ください。
- 〜があります
- 〜に〜があります
- 〜は〜にあります
上記の文型で使える活動案は、以下の記事に掲載しています。