変化といえば人や街の様子、子供やペットの成長など様々な面でみることができます。今回はイラストを描いて、そんな変化を自分で作ってしまう教室活動です。
古い町?新しい町?変化を見つけよう
「形容詞/名詞(変化)+なります」を練習する際に使える活動を紹介します。絵を描くアクティビティですが、それほど時間をかけずに15分くらいで実施できます。
絵を描いた後に、ペアで絵を見せ合い、描写をしてもらうという教室活動です。
オンライン授業でも使えますので、ぜひご覧ください。
準備物
人数分の紙
お手本となるイラスト
先生が自分で描いてもいいですし、イラストを持ってきてもいいと思います。イラストは、街の新旧や人の成長など、何か変化が見られるものを用意しておきます。
一つの絵でいくつか変化の文が作れそうな絵を用意するのがポイントです。
実施方法
①お手本を見せる
教師が用意した変化の絵を見せます。その絵を見ながら、できるだけ多くの文を作ってもらいます。
出ててきた文を板書しながらリストしていって、確認していきます。
どこが変わりましたか?
- 背が高くなりました。
- うでが長くなりました。
- 足が長くなりました。
- 髪が茶色くなりました。
- 大人になりました。
- きれいになりました。
- かわいくなりました。
- 目が大きくなりました。
- 顔が細長くなりました。 など
一通り出そろったと感じたら、次は学生の番です。
②各自で絵を描く
学習者に一人一枚紙を渡し、変化前と変化後のイラストを書いてもらいます。
人の絵でも、ペットでも街でもテーマは自由だと伝えてあげましょう。
③ペアを作り、描写する
ペアを作り、お互いに書いた絵を交換し、パートナーの絵を見ながら文を作って描写していきます。
絵を見て変化しているのはわかるが、それを日本語で描写するだけの語彙力がないこともあります。そうすると学習者がお互いに教えあう様子も見られるので、とてもいい確認の機会にもなります。
書いた絵をカメラに向けて見せてもらうなどすれば、同期型のオンライン授業でも、実施することができます。
類似した活動
絵を描くのが苦手な人が多い場合は、写真を用意するという活動もあります。ぜひご覧ください。