【ひらがな】知ってる日本語を自慢してみよう!
ひらがなが読めるようになった段階での教室活動を紹介します。
今回は、以下の基本的なフレーズの復習も兼ねています。
- あのう、すみません。
- 〜ってなんですか?
- わかりました。
- ありがとうございます。
- じゃぁ、また。
準備物
小さいメモ用紙を人数分
導入手順
① メモ用紙配布
学習者1人一枚ずつ紙を配布します。
そこに、何でもいいので、知っているひらがな の言葉を1つ書いてもらいます。
テレビで見聞きした言葉、どこかで見た、など何でもいいです。本当に何も思いつかない人は教科書の後の課から選んでもらってもいいです。
② お手本を見せる
先生も1つ、学生が知らないような言葉をメモ用紙に書いて、学生に見せます。
T: 「読んでください。」
S:「ね....ず...み。」
T:「ねずみ?なんですか?わかりませんね。先生にきいてください。」
S:「ねずみってなんですか?」
T:「mouseです。」
③ 会話例を提示する
クラスメイトに同じように質問してもらうために、会話例を提示します。
まず、ペアの人とカードを交換します。そして、そのカードをお互いに読みます。
A:「「ねずみ」ってなんですか?」
B:「mouseです。」
A:「そうですか。わかりました。ありがとうございます。」
Bさんも同様にAさんのカードの意味を聞く
B:「じゃ、また。」
A:「じゃ、また。」
やり方を媒介語で説明してもいいですし、T-Sで例を見せて理解してもらう方法でもいいでしょう。基本的な流れとしては以下です。
- お互いひらがな単語カードを交換する
- 会話例のように、カードを読んで意味を聞く
- お礼を言って次の人と話す
- クラスで5人と話したら終了
「この言葉、どこで覚えたの?」なんてことも聞いている姿が見られ、話が弾む活動です。