今回は理由の説明に使う文型「から・ので」を練習する際に使える日本語アクティビティです。心理テストなので、楽しみながらやってみてください。
動物心理テストで理由の説明
5匹の動物を出して、「もし危険に晒されて1番に手放さなければならない場合、どの順番で手放していきますか。」と聞きます。
学習者には理由をつけて、どの動物をどの順番で選ぶのかを説明してもらいます。
その動物が実は「両親、お金、恋人...」などを表しており、人の深層心理がわかる....という心理テストです。
準備物
動物スライド
動物のスライドは、
- ライオン
- 牛
- 羊
- 猿
- 馬
を用意します。媒介語があれば、アクティビティのやり方もスライドに書いて説明してもいいと思います。
導入方法
- 動物の紹介
- 設定を伝える
- ペアワーク
- 発表&答えの表示
①動物の紹介
サンプルスライドの1枚目を見せて、アクティビティの導入をします。
まずは、それぞれの動物の名前を確認していきます。(実際のサンプルスライドでは、一つずつアニメーションで動物の名前が出るようになっています)
②設定を伝える
次に、「お金がないから、動物を順番に手放さなければならない😿」ということを伝えます。
例の「ライオンは強いから、5番です」を読み上げ、文の作り方を確認します。
③ペアワーク
そして3枚目の動物のスライドを表示し、ペアで話し合ってもらいます。
なかなか全てを細かく描写できるだけの語彙力がこの時点ではまだないかもしれませんが、知っている語彙の範囲内でできる限り説明してもらいたいと思います。
④発表&答えの表示
しばらく時間をあたえて、ペアで話をさせます。だいたい終わったようなら、最後のスライドを提示して、実は....と答えを表示します。
結構シビアな答えもあるので、「両親」「恋人」と言われると「う〜ん、納得いかない」という人もいるかもしれません。
クラスの雰囲気によっては導入に気を付けたい活動ではありますが、「遊びの心理テスト」とわかって参加してくれたら嬉しいですね。
あとは、本来の心理テストとは少しかけ離れてしまいますが、結果の項目を「両親」「恋人」「子供」ではなく何か他のものに変えてしまうのも手だと思います。