「何と読みますか」「どういう意味ですか」という会話練習ができるアクティビティの紹介です。
基本的には、クラスにいろいろな国から来た学生がいることを大前提にしていますが、工夫次第でその他の場合にも使えると思います。
http://edujapa.com/mikke/grammarbetsu/toyomimasugrammar/
準備物
- 小さめの紙
- ペンやマジックなどの書くもの
実施方法
①母語の挨拶や表現を紙に書く
学習者に一人1枚〜2枚の紙を渡して、そこに各自の母語で何か挨拶を書いてもらいます。
例
- タイ語が母語の学習者・・・สวัสดี ครับ/ค่ะ
- イタリア語が母語の学習者・・・Buona sera
- ドイツ語が母語の学習者・・・Bitte schön
②紙を持って歩き回る
挨拶が書かれた紙を持って、クラスを歩き回ります。他の学生と会ったら、お互いに書いた紙を見せ合い、それぞれの表現の読み方と意味を聞き合います。
(S1=ドイツ語がわかる、S2=イタリア語がわかる)
S1:(S2が提示したイタリア語の紙を見て)それは何と読みますか。
S2:ボナセーラと読みます。
S1:へぇ〜。どういう意味ですか。
S2:「こんばんは」という意味です。
S1:そうですか。ボナセーラ、言いやすいですね。
S2:(S1が提示したドイツ語の紙を見て)それは何と読みますか。
S1:ビッテシェーン、と読みます。
S2:どういう意味ですか。
S1:どういたしまして、という意味です。ビッテ、もいいですよ。
S2:ビッテ、ですか?
S1:はい、そうです。
このような形で、色々なクラスメイトに聞き回って会話をしていきます。
自然な形で色々な人と話すことができるアクティビティです。