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【好き/きらいです】ソウルメイトを探せ!|いろいろ応用できる教室活動

ソウルメイトを探せ!

【好き/きらいです】ソウルメイトを探せ!

今回は「好きです」の練習項目のために準備したソウルメイト探しの活動ですが、内容を入れ替えれば他の文型等でも使えるアクティビティです。

質問をしていきながら、同じカードを持っている人(ソウルメイト)を探していく活動です。

準備物

同じ文章が入ったカードを2枚ずつ(クラスメイト1人1枚カードが届くように)

サンプルファイルが以下からダウンロードできるので、一つずつ切り離しておきます。

ソウルメイトword

ソウルメイトPDF

導入方法

ゴールは、全く同じカードを持っている「ソウルメイト」を探し当てることです。

①T-Sでお手本を見せる

お手本用カード

お手本用のカードを、学習者みんなに見えるように表示します。(スライドで見せたり、白板に書いてもいいと思います。)

そしてお手本と同じカードをよくできる学生1人(S1)に渡しておきます。

T: これは(お手本カードを指さしつつ)、先生のカードです。S1さんに質問します。S1さんのカードをみて下さい。S1さんはワインをよくのみますか?

S1:はい、のみます。

T:そうですか。にんじんをよくたべますか。

S1: はい、たべます。

T: よく、にくをたべますか。

S1:にくは、たべません。

T:そうですか!先生とS1さんは同じカードです。ソウルメイトです。

②ソウルメイト探し開始!

カードをランダムに学習者に配布して、ソウルメイトを探させます。

見本を見せてくれた学生S1のカードを、本当のカードに変えることをお忘れなく

③ソウルメイトが見つかったら座る

ソウルメイトが見つかったら、先生に報告して一緒に座るなどし、次の活動へと移れます。

ポイント

質問の仕方

自分のカードのキーワードが「にくをたべません」だったとしても、相手への聞き方は

  • 「にくをたべませんか?」

ではなく、

  • 「よく、にくをたべますか?」

に統一させた方がいいと思います。

全く情報がない時

そもそも「たまごをよくたべますか?」と聞かれても、自分のカードに全くたまごの情報が入っていない時もあります。

そんな時のために「たまごの情報(information)がありません」などの、言い方を導入しておくといいと思います。

応用もできる

今回は「好きです」の練習として使用しましたが、他の文型練習でも同じようにキーワードを揃えれば、応用することができそうです。

やっていることはマッチングですが、「同じカードを探して」というより、「ソウルメイト」という言葉を使うと、学生がわくわくしてる様子が伝わってきます。