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【だれの】忘れ物、だれのですか〜?

「これは、だれの〜ですか?」を練習するためのちょっとした教室活動です。なかなか自然な場面を意識した練習をするのが難しいかもしれませんが、学生の持ち物を使ってやってもらうアクティビティです。

【だれの】忘れ物、だれのですか〜?

「これは、だれのですか?」と自然な状況で言う場面といえば、「忘れ物がありました。これは誰のですか?」が考えられると思い、そんな練習場面を考えました。(少人数クラスの方がやりやすいです)

学生の持ち物を一人一つ、先生の持つ箱に入れてもらい、今度は学生にランダムにそれらを一つずつ配ります。そして学生が一人ずつ「これは誰のですか?」とクラス中に聞き、一つずつ持ち主に返していくアクティビティです。

準備物

みんなの持ち物を集めるための箱または袋

もし媒介語で説明が可能なら、「みなさんクラスにたくさん忘れ物をしていったので、先生がこの袋に集めましたよ。」などと場面設定をしておくといいと思います。

やり方

①学生に、各自一つずつ何でもいいので自分の持っているものを一つ先生の袋の中に入れてもらいます。

②全員アイテムを袋に入れたら、教師はもう一度クラスを回り、適当に袋の中からアイテムを出し、一人一つずつ渡していきます。

(もし本人にその人のアイテムが渡ってしまったら、他のものと変えてください)

③全員に行き渡ったら、学生は一人ずつ前に出てきて自分の手元にあるアイテムが誰のものかを聞きます。アイテムの持ち主は「私のです!」と言ってアイテムを返してもらいます。

学生A

これは、だれのイヤフォンですか?

学生B

私のイヤフォンです。

④これを一人ずつ繰り返し、全員の持ち物が、本当の持ち主のところに返せたら終了。

ポイント

似たような活動で「これは誰のですか?」と先生が聞いていくパターンもありますが、それだと教師の発話が多くなってしまうので、学生ができるだけきちんと全員話せる活動を準備しました。

中には「何これ💦」というようなアイテムを入れる人もいて、おもしろいですよ。