あまりの〜に vs 〜あまり
①新しいデパートに行ったが、あまりの人の多さに入るのをやめた。
②嬉しさのあまり、声が出なかった。
あまりの〜に
【意味】
普通より程度が大きいため、結果としての行動に異変が起こる時に使う。
【例文】
- 新しいデパートに行ったが、あまりの人の多さに入るのをやめた。
- 良さそうな本を見つけたが、あまりの値段に買うのをあきらめた。
- 海外旅行に行ったら、あまりの素晴らしさにそこに住みたくなった。
〜あまり
【意味】
気持ちや状態の程度が非常に大きいため(〜すぎる)、普通・普段とは違う行動をしたり状態になったりした時に使う。
【例文】
- 驚きのあまり、しばらくそこに立っていた。
- 嬉しさのあまり、声が出なかった。
- 猫が好きすぎるあまり、自分の部屋に猫専用部屋を作った。
ポイント
「〜のあまり」は感情や状態の程度が通常より大きい場合。「あまりの〜」は精神的なものでなくてもよい。
「あまりの〜に・〜あまり」の違いがマンガで解説されている教材も、参考になります。購入する場合は、電子書籍版もおすすめです。
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