【類義表現】「一方だ・〜ばかりだ」の違い

一方だ

【意味】

ある一定の方向へどんどん進み、止まらない。いいことにも悪いことにも使える。

【例文】

• 田中さんの営業成績は、上がる一方だ。羨ましい。
• 先輩の病気は悪くなる一方で、とても心配だ。
• 仕事は忙しくなる一方で、楽になる気がしない。

ばかりだ

【意味】

「一方だ」同様に、一定の方向にどんどん進み、止まらない。こちらは悪いことに使う。

【例文】

• 土地を売りたいのに値段が下がるばかりで、全然上がらない。
• 歳を取ると、いろいろ忘れていくばかりだ。
• おじは痩せ細っていくばかりだ。何か自分にできないだろうか。

ポイント

「一方で」はいいこと・悪いことどちらにも使える。

「ばかり」は悪いことに使う。

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