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【類義表現】「〜とか・〜やら」の違い

〜とか vs 〜やら

①天丼とか、うどんとか、和食ならなんでも好きです。

②天丼やら牛丼やら、種類が多くて迷っちゃうな。

〜とか

【文法解説】

AとかBとか。いろいろある中での代表としてAとBをとりあげた。

【例文】

  • サッカーとか野球とか、ボールを使うスポーツは苦手なんだ。
  • アメリカとかイギリスとか、英語を話す国に留学しようと考えてるんだ。
  • プールとか花火とか、夏は楽しいものがいっぱいだね。

〜やら

【文法解説】

AやらBやら。いろいろある中での代表としてAとBを取り上げた。こちらは「たくさんあって決められない」「たくさんあって大変だ。不満」という様子を含む。

【例文】

  • 実家に帰ったものの、お母さんの手伝いやら掃除やらで気が休まらない。
  • プリンターを買いにきたが、タイプAやらタイプBやら、いろいろあってわからない。
  • 去年は台風やら洪水やら、災害が多くて大変だったね。

ポイント

両方とも「いろいろある中から例として取り出す」場合に使えるが、

〜やら」には「決められない・大変だ・不満」という気持ちが含まれる。

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