JLPT

【文型別】〜あまり JLPT N2 活動案

文法解説・意味

意味

〜の程度が大きく、良くない結果になる。

感情の言葉が「〜」の部分によく使われる。

  • 悲しみのあまり
  • 喜びのあまり
  • 感動のあまり
  • 緊張のあまり
  • 驚きのあまり

「AのあまりB」という言い方だけでなく、「あまりのAに、B」という言い方もある。

接続

V・肯定形+ あまり

  • 化粧や髪型を気にするあまり、服にクリーニングのタグがついていたことに気づかなかった。
  • ホラー映画を見すぎたあまり、トイレにいくのが怖くなった。

いadj.・肯定形+ あまり

  • 孫がかわいいあまり、何でも言うことを聞いてしまう。

なadj.・な+ あまり

  • 有名なあまり、外に出るのが難しい。

N・の+ あまり

  • 緊張のあまり、声が出なくなった。

英語

Aのあまり、B

=So A that B

JLPTレベル

N2

例文

好きな芸能人に会って興奮のあまり、上手く話すことができなかった。


落胆のあまり、食事がのどを通らなかった。


ダンスのコンクールで優勝をして、 嬉しさのあまり泣き出してしまった。


足の指をぶつけた。あまりの痛さにその場にしゃがみ込んだ。


彼の浮気現場を見た。あまりの悔しさに号泣した。


子供のあまりのいたずらに腹が立って叩いてしまった。


緊張のあまり、スピーチの内容を忘れてしまった。


孫がかわいいあまり、つい甘やかしてしまう。


驚きのあまり、声もでなかった。


子どもの将来を思うあまり、厳しすぎることはよくない。

練習問題

自分の経験をもとにチェック

中級日本語文法を教えるためのアイデア集』のp.23にも「〜あまり」を使った練習問題が1つ載っています。こちらも参考にしてみてください。

ココ出版 2021/2/26 
岡本智美(著),  松浦みゆき(著),  角田亮子(著)

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