JLPT

【文型別】〜かいがあって/かいもなく JLPT N2

文法解説・意味

意味

目的を持って行った行動の効果が出て(出なくて)、という意味。
〜した効果があり、〜。

■「〇〇甲斐」になるときは「がい」と読む

Vます+がい

  • 教えます+がい=教え甲斐
  • 頼みます+がい=頼み甲斐
  • 聞きます+がい=聞き甲斐

接続

V辞書形+かいがあって
Vた形+かいがあって
Nする+の+かいがあって (例:我慢のかいがあって)

英語

the effort of 〜 paid off

JLPTレベル

N2

例文

一生懸命ダンスの練習をしたかいがあって、入賞できた。


1年間治療を続けたかいもなく、祖父が亡くなりました。


優勝は逃したが、一生懸命練習したかいがあって、何とか3位になった。


毎日寝る間も惜しんで勉強したかいもなく、今年も採用試験に落ちてしまった。


懸命の治療のかいもなく、父は助からなかった。


遠路はるばる行ったかいがあって、同窓会で懐かしい友人たちと会うことができた。


いつもおいしく召し上がってくれるので、料理のしがいがあるんです。


JLPTのN1に合格したなんて、教えたかいがあって、とても嬉しいです。

練習問題

変換練習

左側に与えられたキーワードを変換して、文を完成させる。

  1. 一日も休まず練習する:____________、ピアノのコンクールで優勝した。
  2. ひと月も前から準備する:____________、歓迎パーティーは大成功だった。
  3. 何時間もかけて話し合う:____________、息子はひとりで出て行ってしまった。
  4. 最新の研究データを活用する:____________、実験は失敗に終わった。

<解答例>

  1. 1日も休まず練習したかいがあって、ピアノのコンクールで優勝した。
  2. 一月も前から準備したかいあって、歓迎パーティーは大成功だった。
  3. 何時間もかけて話し合ったかいもなく、息子は一人で出ていってしまった。
  4. 最新の研究データを活用したかいもなく、実験は失敗に終わった。

自由会話

  1. 努力した結果、うまくいったことを話してください。
  2. 努力したのに、うまくいかなかったことを話してください。