文法解説・意味
意味
〜の傾向がある
■注意点
- あまりよくない傾向について、批判的に使う。
- 外見よりも、中身など性質について批判する時に使われる。
- 「どうも〜きらいがある」とよく一緒に使われる。
接続
V辞書形+ きらいがある
(例:集中しすぎるきらいがある)
Vない形+ きらいがある
(例:人の話を聞かないきらいがある)
N・の+きらいがある
(例:○○上昇のきらいがある)
英語
have a tendency to 〜
JLPTレベル
【参考文献】
例文
最近はスマホやパソコンの影響で目を酷使しているきらいがある。
高齢者になると新しいことが覚えにくいきらいがある。
年々異常気象が増え、災害が起きやすいきらいがある。
彼は話を大袈裟に言うきらいがあるので、話半分で聞いておこう。
新しく入ったアルバイトはメモを取らないきらいがあるので同じミスが多い。
彼女は自分の意見ばかり言って、人の話を聞かないきらいがある。
彼がすぐに落ち込むのは、ネガティブに考えるきらいがあるからだ。もっとポジティブに考えれば楽なのに。
このクラスの生徒は、提出物の締め切りを守らないきらいがある。
練習問題
自由会話
自分があまり良くないと感じる、自国または他国の国民性について話してください。
例文)日本人は、働きすぎるきらいがある。
- お金の使い方について
- 結婚について
- 働き方について
- 休暇の過ごし方について
<解答例>
- アメリカでは、お金の使い方が雑で貯金をあまりしないきらいがある。
- 最近は、結婚式に必要以上のお金をかけるきらいがある。
- 残業代も出ないのに、残業をしてしまうきらいがある。
- パンデミックで外出制限が出ているのに、それを無視して旅行をするきらいがある。
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