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ビジネス日本語【教案】第23課 Nihongo Express Basic 2

使用する教科書

Nihongo Express Basic 2

Lesson 23: 訪問 -まるでホテルのようですね-

文型リスト
  1. Nのようです
  2. Nのように【Adjい/Adjな/V】
  3. NのようなN2
  4. NumberもV
  5. 【味/匂い/声/音】がします
  6. V1たままV2

新出単語

  • 「居間」・・・リストには載っていないがモデル会話のところで「居間」が出てくる。最近は「リビングルーム」という言葉を使う人も多いので、紹介しておく。
  • 「臭い」・・・「香り」「におい」の違いについて質問が出るかもしれないので確認しておく。
  • 「部屋中」・・・ちゅう、と読まないように注意。また他の語彙に入れ替えたものも紹介。(例:会議室中、クラス中、電車中など)

教案

Model Conversationのモデル会話を聞く(p.100-101)

文型と練習

Grammar Point 1:Nのようです

例文を読んで確認

  • 「Nみたいです」もここで同時に紹介してもよい

Q&A

Q:どんな動物みたいですか?

  1. 田中さんは一日中寝ている。→
  2. 私の上司はとても鼻がいい。→
  3. この犬は、耳が大きくて長い。→
  4. 山田さんは走るのがとても速い。→

解答例)

  1. ねこみたいです。/ねこのようです。
  2. 犬みたいです。/犬のようです。
  3. うさぎみたいです。/うさぎのようです。
  4. チーターみたいです。/チーターのようです。

■Training Exercise 1 (p.104) で会話練習

Grammar Point 2:Nのように【Adjい/Adjな/V】

例文を読んで確認

■文作成練習

  1. あの人は、歌手のように______。
  2. あの人は、日本人のように_____。
  3. 山田さんは、____のように頭がいい。
  4. 東京は、____のように______。
  5. (Make your own)

Grammar Point 3:NのようなN2

例文を読んで確認

■絵を見て会話をする

『できる日本語 初中級』に付いているイラストが使いやすいので、こちらを使って絵を見ながら会話練習をするといいです。

■Training Exercise 2 (p.104) で会話練習

Grammar Point 4:NumberもV

例文を読んで確認

  • 「〜しか+Negative」も一緒に導入してしまう

■文作成練習

全てに「〜も」「〜しか」をつけて言う必要はなく、話者が明らかに「多い」「少ない」と思ったものにのみ使えば良い。

■会話練習

例)本を何冊持っていますか

A: 本を何冊持っていますか。

B:100冊持っています。

A: え、100冊も持っているんですか!

B:はい、よく本を読むんです。

  1. 一日にコーヒーを何杯飲みますか。
  2. 一ヶ月に何本ぐらい映画を見ますか。
  3. 一日に何時間ぐらいコンピュータを使いますか。
  4. 何枚ぐらいTシャツやジーンズを持っていますか。

事実に基づいて答えてもらい、その会話の中で自然と使えそうな時に「〜も」「〜しか」で言ってもらう。

■Training Exercise 3 (p.105) で会話練習

Grammar Point 5:【味/匂い/声/音】がします

例文を読んで確認

■穴埋め問題

  1. キッチンから、カレーのいい________。
  2. 二回から子供の___________。
  3. このキャンディは、コーヒーの______。
  4. 外で、何か大きな__________。

回答例)

  1. においがします
  2. 声がします
  3. 味がします
  4. 音がします

■Training Exercise 4 (p.106) で会話練習

Grammar Point 6:V1たままV2

例文を読んで確認

■Q & A

  1. 靴を履いたまま家に入ってもいいですか。
  2. 電気をつけたまま寝てしまうことがありますか。
  3. パジャマのまま外に出たことがありますか。
  4. よく、窓を開けたまま出かけますか。
  5. 10年前と今と、どんなところがそのまま変わっていませんか。

■Training Exercise 5 (p.107) で会話練習

Model Conversationで会話練習

モデル会話をもう一度読みながら練習する。徐々にスクリプトを見ないで言えるようにし、最終的に右側のイラストだけを見ながら会話ができるようにする。

書く練習

「宿題が山のようだ」「りんごのようなほっぺ」は慣用句的に使われています。自分の国でもそのような言い方がされているフレーズを紹介してもらいます。

イラストを見て文作成をする基本練習をしたのち、例を見ながら短作文をする活動がこちらの書籍『中級へ行こう』の第3課にあります。

または、第6課を使って「失敗したこと」というテーマで作文を書いてもらってもいいと思います。「日本で靴をはいたまま、家の中に入ってしまいまし....」など、ぜひ参考にしてみてください。

この教科書『Nihongo Express』の教案一覧もぜひ以下からチェックしてみてください。