メロンにオレンジ、アイスクリームにさくらんぼ....好きなトッピングをどんどんのせてパフェを作りたい...というのは子供の夢かもしれません。
今回はオンラインでパフェのトッピングを動かしながら日本語の練習をする活動を紹介します。
クリックで簡単にできる上に、iPadなどのタブレット上でも動かすことができます。
日本語教育での実施方法を紹介しますが、英語教育にも応用できます。
「おうち英語」「おうち日本語」で使える教材をお探しの方にもぴったりです。
準備物
使用するサイト
熊本市教育センターで作っているオンライン教材サイトを使用します。
このツールは操作がシンプルで簡単なので、本当に助かります!
無料で公開してくださっている上に、ログインも必要ありません。
iPadでもリンクをブラウザで表示させるだけで、すぐにアクティビティが開始できます。
使い方の確認
このサイトは、使い方もとても簡単。
基本的には右側にあるトッピングのパーツを、パフェの上に動かすだけです!
クリックするだけでは動かないので、ドラッグ&ドロップで材料を動かしてください。
マウスでアイテムをクリックしたまま、ぎゅっと左方向に引っ張り、そのアイテムを置きたいところでマウスを離します。
あとは材料をどんどん乗せていき、自分の好きなパフェを作ります。
1つ1つの材料の大きさを変えることもできます。
- タブレットの場合は、二本指で引っ張って大きさを調整します。
- パソコンの場合は、マウスのホイールで大きくしたり小さくしたりすることができます。
「これだ!」と思えるパフェが完成したら、右下の「文字カード」を押してタイトルをつけることができます。
「文字を入力してください」というダイアローグが出てくるので、そこに好きなタイトルを打ち込みます。
打ち込んだ文字は、パフェの左上に表示されます。
こうして自分の好きな材料をのせ、オリジナルパフェを作ることができます。
では、次の章ではこれをどのように言語教育に応用することができるかについて、ご紹介します。
実施方法
果物の名前の練習に
トッピングをのせる時、1つずつ材料の名前を口頭で言いながらのせていきます。
「キウイ」「パイナップル」「いちご」と言いながら活動を行うことで、果物の名前を練習する活動となります。
リスニング練習に
「保護者や先生がパフェを注文する」という設定で、「まず、オレンジをお願いします。」「次にバナナ、それからメロン」と指示を出します。
子どもは、その指示を聞いてパフェを作っていきます。
数の練習にも
「オレンジ2つ」「桃ひとつ」と数を入れることで、助数詞の練習にもなります。
- 保護者が数字を入れて注文する
- 自分で「メロン2つ」と言いながらのせていく
といった形で活動ができます。
サイズや位置を伝える
材料の大きさが変えられるため、「大きくしてください」「小さくしてください」という指示を聞く練習にもなります。
また、ちょっと細かい指示になりますが「バナナは真ん中に、ミントチョコレートはバナナの上に」という位置情報を聞き取る練習へと応用することもできます。
まとめ
以上、熊本市教育センターが作ってくださったオンライン教材を紹介しました。
ぜひ楽しみながら教育に活用してみてください。
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