漢字を勉強する際に、ゲームを使って覚えてもらうことはよくありますが、絵カードもない、文字カードもないオンライン授業だったら一体どんな活動ができるのでしょうか。
今回はオンラインでも使える漢字のアクティビティを１つご紹介します。
漢字の一部を隠したけど、わかる？
全体的なやり方としては、漢字を大きく入力したスライド（パワーポイントやGoogleスライドなど）を用意しておきます。その上に大きい丸の図形を載せちゃいます。
その図形の位置を変えたり、サイズを変えたりしながら、何の漢字が隠れているのかを当ててもらいます。
準備方法
スライドに大きく文字を入力します。
その上に図形で丸を載せます。ここまでが、授業前に行う準備です。
あとは、この画面を学習者とオンライン会議システムで共有し、残った部分から推測して、なんの漢字かを当ててもらいます。
難しそうであれば、以下の図のように円の位置を動かしたり、円の形を変えたりしてヒントを与えます。
パワポ の場合は円の形を変える際に後ろの漢字が透けて見えることがあるので、ご注意ください。Google slideは大丈夫です。
円の形を変えたりサイズをその場で変えることができる、というのはオンラインの便利な点だと思います。
こうして、いろいろな漢字のスライド＋円の図形を用意しておけば、習った漢字で簡単なゲームが実施できます。
漢字も一緒に動いちゃう
丸を動かすときに、元の漢字も一緒に動いてしまうのが心配、という方はGoogle slideであれば背景が固定できますので、そちらの方法を試してみてください。
以下の動画でやり方を説明しています。漢字を背景として固定しておけば、丸だけを気にせず動かせます。
その他のオンライン授業アイデア
その他の文型でも、オンライン授業で使えるゲームやアクティビティは工夫次第でたくさんあります。こちらから教材の一覧が見られます。
