看板のイラストカードをたくさん用意し、
- 「それは何と読みますか?」「〜と読みます」
- 「どう言う意味ですか」「〜という意味です」
という会話の練習ができるアクティビティです。
イラストカードのサンプルもダウンロードできますよ。
看板イラストカードで読み方を聞く練習
準備物
まずはおもてに看板イラスト、裏に説明書きが書いてあるカードを用意します。
以下のようなワークシートを作って、半分に折ったり、小さいカードに切り貼りして使うといいと思います。
参考までに、上記のPDFとエクセルシートが下からダウンロードできます。
導入方法
①学習者に一人一枚カードを配布
学習者は、表に看板のイラスト文字、
裏に説明が書かれたカードを1人1枚持っていることになります。
他のクラスメイトも、それぞれ絵柄の異なるものをそれぞれ持っています。
②例を見せる
教師も何か1つ絵カードを手にしておき、S1と一緒に会話例を見せます。
T: S1さん、それは何と読みますか。
S1: 「よしゅう」と読みます。
T:どう言う意味ですか。
S1:クラスの前に勉強するという意味です。
T: そうですか。ありがとうございます。
今度はS1から会話を始めるように促し、教師の持っているカードの絵柄をS1に見せます。
S1: 先生、それは何と読みますか。
T: 「初公開」と読みます。
S1:どう言う意味ですか。
T: 初めて見せるという意味です。
S1:そうですか。ありがとうございます。
③クラスワーク
あとはクラス全員が歩き回り、様々なカードの意味を聞いて回ります。
教師は巡回しながら、きちんと言えているかどうか確認をします。
10分間聞き回るという設定をしてもいいですし、次で紹介するようなワークシートを用意してもいいでしょう。
ワークシートをもう1枚追加
カードを配布し、10分ぐらい歩いて聞いてまわり、たくさん話すことを目標にしてもいいですし、次のようなワークシートを配付してもいいと思います。
これは、歩き回りながら、聞いた情報を書いていくためのワークシートです。
レベルや活動に使える時間によっては、文字を書かせるのではなくマッチング形式にしてもいいと思います。
上記画像のプリントをワードとPDF形式でダウンロードすることができますので、文字部分をご自由に編集してお使いください。
まとめ
今回は、知らない文字を見て、その読み方と意味を聞いて理解するための活動を紹介しました。
使い方も2種類あります。
- 時間をかけずに会話練習をしたい場合は、ワークシートなしでどんどん練習を。
- じっくりと時間をかけて取り組みたい場合は、聞いた情報を書き込むワークシートも導入してみる。
未習語彙や文型もクラスによって変わってくると思いますので、適宜変更・修正してぜひ導入してみてください。