赤、黄色、緑、紫など、色を表す言葉はたくさんあります。
ただし全て同じように使えるわけではなく、少し違いがあります。
色の言葉の後ろに名詞を付けたときに、「赤いくつ」のように「形容詞+名詞」の形になるものと、「緑のくつ」のように「名詞+名詞」の形になるものがあります。
- 形容詞+名詞・・・赤(い)、黒(い)、青(い)、黄色(い)、白(い)、茶色(い)
- 名詞+の+名詞・・・緑、ピンク、オレンジ、灰色(グレー)、水色、黄緑
このページでは、後ろに服飾の言葉をつけて、2つのカテゴリーに分けて練習するためのワークシートを紹介します。
前準備
色と服飾の語彙を組み合わせて使用するので、未修の場合は先にそちらを導入することをおすすめします。
スライド教材
①色付きのスライド
パワーポイントやGoogleスライドに入れて、レッスンの導入に使うことができます。
左側が「形容詞+名詞」で構成されるものです。
- 青いぼうし
- 黄色いズボン(パンツ)
- 白いパーカー(スウェット)
- 黒い靴下
- 赤いマフラー
- 茶色いベルト
右側が+「名詞+の名詞」で構成されるものです。
- 水色のジャケット
- 黄緑のカーディガン(セーター)
- グレー(灰色)の手袋
- ピンクのハイヒール
- オレンジのネクタイ
- 紫のスカート
②カードを動かして分類
今度は、教師主導で学習者に質問しながら、それぞれのアイテムを該当するカテゴリーに動かします。
こちらは、カテゴリー分けの台紙のみ背景固定されているので、動きません。
それぞれのアイテムは動くようになっているので、「これは何?」「どっち?」と聞きながら分類してください。
③白黒のスライド
今度は白黒のスライドを用いて、練習します。
教師がまた別の色でイラストに色付けをしながら、1つずつ言わせます。
スライド上にペンで書き込みする方法はこちらから読めます。
赤いぼうし、青いパーカー、黄色い靴下、など色を入れ替えて練習してみてください。
ワークシート教材
④色付きワークシート(1)
こちらは、スライドと同じアイテム・色付けになっています。レッスン内で使わずに宿題やおまけとして渡してあげるだけでもOKでしょう。
文字が書ける年齢であれば、絵を見ながら「あおいぼうし」とひらがなやカタカナを書いてもらう宿題として出すことができます。
⑤色付きワークシート(2)
今度は学習者が各自で練習します。
スライドや色付きワークシート(1)とは違う色付けになっているので、また新しい組み合わせで練習できます。
⑥色付けワークシート(白黒)
今度は学習者が自分で色付けします。マーカーや色鉛筆を用意して好きなように色付けをしますが、きちんとカテゴリーに合う色付けをするように指示します。
⑦台紙で分類
上記のようにきちんとカテゴリーに分けて色付けすることが難しい年齢の場合、まずは自由に色付けさせるという方法もあります。
その後で、色付けしたものを台紙を使って分類していくのもいいでしょう。
教材をダウンロード購入する
以上、色+服の名前をカテゴリー分けしながら練習できるワークシート教材の使い方を紹介しました。
上記の教材は全てこちらから購入できるようになっていますので、ご参照ください。
色の言葉の後ろに名詞を付けたときに、「赤いくつ」のように「形容詞+名詞」の形になるものと、「緑のくつ」のように「名詞+名詞」の形になるものがあります。
このスライドとプリントで2つのカテゴリーに分ける練習をしてみましょう。