電話番号の言い方を確認する際、いろいろな電話番号を読むだけではなく、パートナーでディクテーションさせる方式もあります。
【電話番号】ペアで聞き取り練習
やり方はとても簡単で、パートナーがまず電話番号を相手に伝えます。相手はそれを聞き取り、紙にメモをします。その後合っているかどうかを確認するという流れです。
準備物
■小さいメモ用紙(一人一枚)
実施方法
番号の言い方や電話番号の聞き方などを一通り導入し、いくつか電話番号を読む練習をしたあとにこの活動を実施することを想定しています。
①紙を配布
学習者に一人一枚小さいメモ用意を配布します。そして、ペアを作ってもらいます。
②一人が電話番号を伝える
ペアのうち一人が自分の電話番号をいい、相手はそれを聞き取ってメモ用紙に書き取ります。
A:「Bさんの電話番号は何ですか?」
B:「XXXのXXのXXXXです。」
A:「わかりました。ありがとうございます。」
③確認
言い終わったら(書き終わったら)きちんと合っているかどうかを確認します。あっていれば交代します。
A:「Bさんの電話番号は、XXXのXXのXXXXですね?」
B:「はい。そうです。」
電話番号を使いたくない場合
学生によっては自分の電話番号を伝えたくない人もいるかもしれません。そういう場合には、予め自分の紙に適当な電話番号を書いておき、それを読み上げます。
パートナーはそれを聞き取り、メモ用紙に書きます。終わったら、紙に書かれていた電話番号と書き取ったものが同じかどうかを確認します。
最後に
だいたいペアでの活動が終わったようであれば、最後のまとめとして先生が適当な電話番号をいい、学生全員に聞き取って書いてもらう活動をしてまとめていもいいと思います。
「速く読み上げますから、がんばって聞き取ってくださいね〜!」などと言って、ちょっとスピードをあげて読んでみると、おもしろいかもしません。
もう一歩進んだ活動へ
この活動を終えるまでに電話番号がスムーズに言えるようになったら、もう少し発展させて、ロールプレイ形式の中で電話番号を使う練習をするアクティビティもあります。