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【詩で学ぶ日本語】「雨にも負けず」で天気の言葉を学習する

動画紹介

宮沢賢治の雨ニモマケズ、を雨や風などの言葉が出てくる新出単語のところで紹介したらいいのではないかと思い、そのための動画を紹介します。

渡辺謙が読んでいるというのも魅力的ですし、英語と中国語の字幕がついているのもいい

日本語を通して、こういった文化にも触れてもらえればと思います。

最初の4文くらいは学生に覚えてもらっても楽しいんじゃないでしょうか。

みんなで音読してみる

こちらの書籍『にほんご音読トレーニング』に宮沢賢治の「雨にも負けず」が収録されており、音声を聞くこともできます。

宮沢賢治の簡単なプロフィールが紹介され、詩に出てくる単語・表現には英語の翻訳がついており、詩の全文もふりがな付きで載っています。

  1. まずは冒頭の動画で雰囲気を味わってもらう
  2. 音読の本を使って、じっくり読んで意味を理解する
  3. 声に出して音読して親しむ

日本語の美しい詩をに親しむのも、時にはいいものです。

音読についてもっと知りたい方は、こちらの記事もぜひ。

宮沢賢治についてもっと読みたい!

この詩をきっかけに、「もっと宮沢賢治の作品を読んでみたい!」という学習者が出てくるかもしれません。

そんな時はやさしい日本語で書かれた童話の書籍を貸してあげたり紹介してあげるのもいいでしょう。

こちらの書籍は少し古いものになりますが、『注文の多い料理店』をイラストとふりがな付きで読むことができます。

中級程度だと読みやすいかもしれませんが、難しい言葉はイラストとともに説明がされているので初級後半でも読めないことはないでしょう。

学生からの要望があったら、ぜひ紹介してあげるといいかもしれません。