上級

【復習に使えるゲーム】自分についてのクイズを作ってみよう

「〜が上手です」「好きです」「家族は〜人です」「〜と思います」などを練習したあとの復習として使える活動です。

自分クイズを作ってみよう

学習者がそれぞれ、自分のことに関する文を3つ書きます。そのうち2つは本当のこと、1つは嘘の文です。グループメンバーはどの文が嘘かを当てるというゲームです。

特定の文型を練習するのにも使えますが、色々と練習したあとのまとめゲームとしても使えます。

準備物

学生の人数分の白紙(A4 1/4くらいのサイズで構いません)

やり方

① 例を見せる

先生についての3つの文を用意して紙に書いていきます。2つは本当のこと、1つは嘘です。

① おすしが嫌いです。

② うちに 犬がいます。

③ 5人家族です。

紙を見せながら、読み上げていきます。

T: 今から3つの文を読みます。2つは本当のことですが、1つは嘘です。どれが嘘だと思いますか。考えてください。

読み上げた後に、学習者に「〜と思います」で嘘だと思うものを言ってもらいます。

S1: 「5人家族じゃないと思います。」

何人かに嘘だと思うものを言ってもらったら、正解を伝えます。

② 学生に文を作らせる

例を見せ終わったら、今度は学生にも一人一枚紙を配布して、各自同様に3つの文を作るように言います。

この時、「3分あげますよ」などと時間を決めておいた方がいいです。

もし全て「好きです」で書いているような学生がいたら、なるべくいろいろな勉強した文型を使うように伝えた方がいいかもしれません。

③ グループで問題を出し合う

自分の3つの文を書き終わったら、グループを作り、一人ずつ問題を出していきます。

S1:「①犬が大好きです。②私の兄は日本にすんでいます。③私の妹は、バレエが上手です。

S2:「う〜ん、S1さんのお兄さんは、日本にすんでいないと思います。」

S3:「そうですねぇ、犬じゃなくて、猫が好きだと思います。」

S4:「私も、S1さんは猫が好きだと思います。」

S1:「答えは....私の妹はバレエが上手じゃありません。でも。絵を描くのが上手ですよ。」

場合によっては学習者の3つの文が聞き取りにくいことがあるかもしれないので、その場合はグループメンバーに書いたものを見せながら文を言うといいと思います。

3つの文を書くのに時間がかかるかもしれないので、時間に注意しながらぜひ導入してみてくださいね。

まとめ

特定の文型の練習のための活動として使うのもいいですが、「ここまで勉強したことを使ってみよう」とまとめてアウトプットをする機会として与えるのもいいと思います。

  • 私の母はとても背が高いです。(体の特徴)
  • 私の友達は、ゴルフがとても上手です。(上手・下手)
  • 犬より猫の方が好きです。(〜より〜の方が/好き)
  • 私がよくいくカフェは、スタバです。(名詞修飾)

など、色々使えます✌️