カタカナ

【単語ゲーム】何がなくなった!?

語彙の定着をはかるための練習です。その課で使われている単語の文字カードを用意しておけば、いつでも実施できます。

【単語ゲーム】何がなくなった!?

単語の練習のためのペアで行うアクティビティです。単語の文字カード(絵カードでもいいです)を用意しておいて、

一人がカードセットの中から一枚を抜き、もう一人は自分がみていない間に何が抜き取られたのかを当てる記憶ゲームです。

準備物

■単語カード(または絵カード)

あまり数が多いと大変なので、単語の数は10ぐらいまでが限度のように思います。

実施方法

①学習者をペアにする

グループでもいいですが、ペアの方がやりやすいと思います。

② 単語カードを並べる

まずは、単語が書いてある面を上に向けて、カードを並べます。ペアのうち、一人はカードを隠す役、一人は覚える役となります。

カードを覚える役の人は、その場にどんな単語があるのかを記憶します。

③カードを一枚抜き取る

覚えられたようであれば(または一定時間経過したら)、覚えた人には目を閉じてもらいます。

カードを隠す役の人は、その場にあるカードから1枚、どれでもいいので抜き取ります。

④ どのカードが抜けたか当てる

合図をして記憶役の人には目を開けてもらいます。そこで、どのカードがなくなったかを当ててもらいます。当たれば、役を交代します。

応用してみる

他のレベル・活動でも使える

単語ゲームとして使えるこのアクティビティですが、その他

  • ひらがな
  • カタカナ
  • 漢字

などでも使えます。

また、単語ゲームというと初級レベルで考えがちですが、中級や上級レベルでも簡単に単語の練習をしたい時に使える活動だと思います。

難易度の調整

今回は日本語の単語をそのままカードにしましたが、これを絵カードにしておいて単語を確認しながら当ててもらったり、単語を英語で書いておいて日本語で言ってもらうなどの工夫もできます。

また、もし記憶が得意な人や語彙の定着が完璧な人がいれば、抜き取るカードを1枚ではなく3枚にするなどして、レベルを上げることができます。

また、上記のようにカードセットの並びをバラバラにしてから1つ2つ抜くなどしても難易度が上がるので、これも学習者によっては導入するといいかもしれません。

なかなか覚えられずに難しそうな学習者には、最初のカードセットを5枚ぐらいからスタートし、徐々にカードの数を増やしていくといいでしょう。

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