文法解説・意味
意味
他の人や自分が話したことを題材にし、話題として取り上げる時に使う。
くだけた会話では「〜って言えば」になる。
接続
N+ と言えば
英語
speaking of 〜
JLPTレベル
N3
例文
田中くんっていえば、最近海外に移住したらしいよ。
お笑い番組といえば、ダウンタウンの番組が一番でしょ。
海外で知られているアニメといえば、Sprited Awayだと思う。
もんじゃ焼きといえば、浅草のお店が本当においしい。
練習アイデア
穴埋め練習
- 和食といえば、_________が有名だと思います。
- アメリカの名所といえば、________だと思います。
- 昔話と言えば、_________が一番好きです。
- Disney映画と言えば、_______をよくみました。
<解答例>
- 和食といえば、すしやそばが有名だと思います。
- アメリカの名所といえば、ニューヨークのセントラルパークだと思います。
- 昔話といえば、花咲か爺さんが一番好きです。
- Disney映画といえば、アラジンをよくみました。
会話練習
よく「〇〇派 vs 〇〇派」として取り上げられるものをいくつかピックアップしておき、学習者はどちら派なのかを答える。この時、「クリスマスといえば、〜」とよく議題に上がる二項対立のトピックを選んでおく。
会話例
- 犬 vs 猫・・・ペットといえば、犬でしょう。愛情深いし、お利口だし。
- ピーカンパイ vs アップルパイ・・・サンクスギビングといえば、ピーカンパイだと思います。ナッツが秋を感じさせてくれます。
- 山 vs 海・・・夏に行くところといえば、海でしょう。暑い日にはちょうどいいですよ。
学習者の持つ文化背景によっても、異なる選択肢が色々と出来上がると思います。
『中級日本語文法を教えるためのアイデア集』にも1つ活動例が載っていますので、参考にしてみてください。
この文型を扱っている教科書
くろしお出版 2009/7/15
岡 まゆみ (著), 近藤 純子 (著), 江森 祥子 (著), 花井 善朗 (著), 石川 智(著), 筒井 通雄(監修)
岡 まゆみ (著), 近藤 純子 (著), 江森 祥子 (著), 花井 善朗 (著), 石川 智(著), 筒井 通雄(監修)