中級

【文型】〜と言えば JLPT N3 活動案

文法解説・意味

意味

他の人や自分が話したことを題材にし、話題として取り上げる時に使う。

くだけた会話では「〜って言えば」になる。

接続

N+ と言えば

英語

speaking of 〜

JLPTレベル

N3

例文

田中くんっていえば、最近海外に移住したらしいよ。

お笑い番組といえば、ダウンタウンの番組が一番でしょ。

海外で知られているアニメといえば、Sprited Awayだと思う。

もんじゃ焼きといえば、浅草のお店が本当においしい。

練習アイデア

穴埋め練習

  1. 和食といえば、_________が有名だと思います。
  2. アメリカの名所といえば、________だと思います。
  3. 昔話と言えば、_________が一番好きです。
  4. Disney映画と言えば、_______をよくみました。

<解答例>

  1. 和食といえば、すしやそばが有名だと思います。
  2. アメリカの名所といえば、ニューヨークのセントラルパークだと思います。
  3. 昔話といえば、花咲か爺さんが一番好きです。
  4. Disney映画といえば、アラジンをよくみました。

会話練習

よく「〇〇派 vs 〇〇派」として取り上げられるものをいくつかピックアップしておき、学習者はどちら派なのかを答える。この時、「クリスマスといえば、〜」とよく議題に上がる二項対立のトピックを選んでおく。

会話例

  • 犬 vs 猫・・・ペットといえば、犬でしょう。愛情深いし、お利口だし。
  • ピーカンパイ vs アップルパイ・・・サンクスギビングといえば、ピーカンパイだと思います。ナッツが秋を感じさせてくれます。
  • 山 vs 海・・・夏に行くところといえば、海でしょう。暑い日にはちょうどいいですよ。

学習者の持つ文化背景によっても、異なる選択肢が色々と出来上がると思います。

中級日本語文法を教えるためのアイデア集』にも1つ活動例が載っていますので、参考にしてみてください。

ココ出版 2021/2/26 
岡本智美(著),  松浦みゆき(著),  角田亮子(著)

この文型を扱っている教科書

くろしお出版 2009/7/15 
岡 まゆみ (著), 近藤 純子 (著), 江森 祥子 (著), 花井 善朗 (著), 石川 智(著), 筒井 通雄(監修)