文法解説・意味
意味
〜の程度が大きいため、結果としての行動に異変が起きる。
「あまりの〜に」ではなく「〜あまり」という言い方もあります。
接続
あまりの+Nに
- あまりの人の多さに、デパートに入るのをやめた。
形容詞の名詞化がよく使われるため、こちらも復習しておくとよい。
英語
あまりのAに、B
=So A that B
JLPTレベル
例文
あまりの忙しさに、息をつく暇もなかった。
あまりの楽しさに、時間を忘れて話していた。
あまりの豪快な食べっぷりに、みんなが驚いた。
息子から東大合格の報告を聞いたときは、あまりの嬉しさにしばらく声が出なかった。
初めてライブ会場に行ったが、若い人たちのあまりのにぎやかさに驚いた。
姉はバイオリンを半年ほど習っていたが、あまりの難しさにとうとうやめてしまった。
断崖絶壁から下をのぞいたら、あまりの高さに足がすくんだ。
お笑いのライブをはじめて見て、あまりの面白さに腹をかかえて笑った。
私は彼の彼女へのあまりの不誠実な態度に憤慨した。
練習問題
変換練習
・_____に合う形に変えてください。
- 多い → バーゲンセールに出かけたところ、あまりの人の_____に会場をすぐ出た。
- さびしい → 子供が独立してから、あまりの____に子犬を飼い始めた。
- 忙しい → 就職してからは、あまりの____に友達にも会っていない。
- 高い → スマホを買い換えたかったが、あまりの____にあきらめざるを得なかった。
- うれしい → 留学試験に合格したとわかって、あまりの____に飛び上がった。
<解答>
- 多さ
- さびしさ
- 忙しさ
- 高さ
- うれしさ