文法解説・用法
意味
AたはずみにB
→Aをしたことがきっかけで、予期せず(つい/うっかり)Bの状況になる
「ふとした拍子に」「ちょっとした弾みに」と慣用句的に使われることもある。
接続
V・た+はずみに
- 転んだはずみに、ポケットの中身が全部出てしまった。
英語
The moment of A, unintentionally B happens
JLPT
N1
例文
おばあちゃんはくしゃみをした拍子に、あばら骨が折れてしまった。
この時計は安物だったからか、ちょっとした弾みに動かなくなってしまった。
まだ彼の名前が思い出せないが、ふとした拍子に思い出すかもしれない。
雪道で滑った拍子に体のバランスを崩して転んでしまった。
ドアを閉めた弾みに指を挟んでしまった。
彼女はふとした拍子に悲しい表情を見せる。何かあったのかなと心配になる。
屋根に乗ったボールをとろうと、はしごを登っている途中、足をすべらせた弾みで、はしごから落ちてしまった。
練習問題
・ _____に合うことばを下の[ ]から選んで下さい。
- 満員列車の中で____はずみで、スマホを落としてしまった。
- _____はずみで彼女に結婚を申し込んだが、その場で断られた。
- _____拍子に、祖母の入れ歯が外れた。
- 人混みの中で ____拍子に、彼の手を握ってしまった。
- ____拍子に、子供の頃の記憶が鮮明によみがえることがある。
[ 酔った、転んだ、ふとした、くしゃみをした、人とぶつかった、抵抗した ]
- 満員列車の中で人とぶつかったはずみで、スマホを落としてしまった。
- 酔ったはずみで彼女に結婚を申し込んだが、その場で断られた。
- くしゃみをした拍子に、祖母の入れ歯が外れた。
- 人混みの中で 転んだ拍子に、彼の手を握ってしまった。
- ふとした拍子に、子供の頃の記憶が鮮明によみがえることがある。