子供のためのオンライン日本語レッスンで使えるアイディアです。
教師は1つ何かものの名前を言い、借り物競走のように子供はそのものを持ってきてカメラに見せるという活動です。
次の章で実施手順を説明します。
実施方法
導入
最初は、形容詞を使わずにものの名前のみを使って練習します。
- 「ペン、見せてください。」
- 「くつした、ありますか?」
- 「ノート、ありますか。」
といった具合です。
なるべく近くにありそうなアイテムを使ってウォームアップし、活動の流れを理解させます。
形容詞を使う
慣れてきたらカメラに向かって、「何か丸いもの、もってきて」といい、子供に近くにある何か丸いものを持って来させます。
持ってきたものはまた各自カメラに向かって披露します。
知らない単語があれば、そこで教師が教えてあげ、リピートさせます。
そこから徐々に他の形容詞を使ったり、色の形容詞を使ったり、「赤くて丸いもの」と難易度を上げてもいいでしょう。
- 赤くて丸いものありますか。
- 黒くて四角いものがありますか。
- 何か長いものを見せて下さい。
実施のポイント
できるだけ身近なものを
あまりにも見つからないようなものは探すのに時間がかかってしまうので、できるだけ身近にありそうなものを課題としてあげるのがおすすめです。
また、持ってくるのに無理をして怪我をしないように注意をしてください。
持って来られない場合
また、「黒い四角いもの」と聞いて「テレビがある。けれどカメラに見せられない...」という場合も出てくるかもしれません。
そんな時は、どちらの方角にそのアイテムがあるのか、指をさして示してもらうだけでもOKとします。
以上、子供の日本語オンラインレッスンで使えるアイディアを紹介しました。
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