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【Zoomでできる】オンライン ビンゴゲームのやり方

先生

オンライン授業だけど、ビンゴゲームを取り入れてみたい。

そうお考えの先生にぜひ紹介したいのが"Flippity(フリッピティ)"と呼ばれるオンラインツールです。

ブラウザでアクセスできるウェブサイトですが、ビンゴだけでなくカードゲームやすごろくなど、いろいろなゲームの種類が作れます。

無料で使える上に、バリエーションも豊富なので、一度使い方を覚えるととても重宝するのではないでしょうか。

今回はこのFlippityを使ったビンゴの作り方を解説していきます。

Flippityでビンゴゲームを作成する

①まずはFlippity.netにアクセス

ウェブサイトにいくと、Bingoというメニューがあり、その下に以下のような3つのメニューアイコンがあります。

  • Demo-デモ。まずは試しに完成品を触ってみてください。
  • Instructions-説明。英語ですが、使い方を読むことができます。
  • Template-テンプレート。ゲームを作るのにはここからスタート。

②テンプレートをダウンロード

上の3つのメニューにあるTemplateというボタンをクリックします。

ビンゴのドキュメントの「コピーを作成」というボタンが出るので、それをクリックしてください。

Gooleのスプレッドシートを使用するので、Googleアカウントにログインしていない場合は、ログインしておいてください。

そうすると、テンプレートがあなたのGoogle driveにコピーされ、次にこのような画面が出てくるはずです。

これはお手本として英単語が入っているだけなので、これを消して自分がビンゴに使いたい単語を入れていきます。

  • 最低でも25キーワード必要です。
  • 一番上の青いセル(TermsとAltTerms)は消さないでください。

Termsの列にキーワードを入れます。AltTermsの列は、類似した言葉を入れてもいいですか、入れなくてもいいです。

③ ウェブに公開

使用した単語や文を入れ終わったら、メニュー左上にあるファイルを選択し、その中から「ウェブに公開」というメニューをクリックします。

クリックすると、下の画像のような確認画面が出るので、「公開」を選択します。

すると、次にコピーできるリンクが表示されるんですが、これは自分のためのリンクなので、これを他の人と共有しない方がいいです。

④ゲームの共有

自分用のリンクをコピーしたら、ブラウザで開いてください。

開くと、下のような画面が出て、自分が編集したテンプレートの概要をみることができます。

このGet the Link Hereというタブをクリックします。

Get the Link hereというタブをクリックすると、また次のリンクが入手できます。

が、これもまだ学生と共有するためのリンクではありません。このリンクをクリックして、次の画面を開いてください。

ゲームのやり方

学生とリンク共有

上記で入手したリンクを開くと、4つのメニュータブがでてきます。

  • List -使用する語彙リスト
  • Print -ビンゴシートを紙で印刷したい場合
  • Play -オンラインでこのゲームをプレイするためのリンク
  • More -このビンゴで使った語彙リストを、他の活動にも使いたい時

オンラインで学習者とビンゴゲームをするには、Playというタブをクリックします。

  • ビンゴカードの真ん中をFREEにしたい場合は、Free Spaceのチェックボックスにチェックをいれます。
  • このブラウザ上でそのままゲームを開始したい場合は、青い丸の矢印をクリックします。
  • ビンゴゲームのリンクを学習者と共有したい場合は、青い丸の下にあるURLをコピーします。(その下のQRコードを使ってもいいです)

あとは、このリンクをZoomのチャットボックスに貼り付けたり、Google classroomで共有するなどして学生とシェアすれば、学生はビンゴゲームをオンラインで実施することができます。

このリンクが、やっと学習者と共有できるリンクとなります!

オンライン授業では、丸をつけるかわりにキーワードをクリックしていきます。

同じリンクをシェアしても、学習者の画面にはそれぞれシャッフルされた異なるビンゴカードが現れます

下のClearボタンを押すと、もとに戻ってしまうので、お気をつけくださいね。(New BOARDも同様)

ビンゴカードを紙で配布したい場合

オンライン上でビンゴを実施するのではなく、ビンゴカードを印刷して作りたいという方もいるかもしれません。

その場合には、Printというタブをクリックします。

何種類のビンゴカードを作りたいのか、数字を入れてください。(下の画像の場合は20種類となります)

その下のプリンターアイコンを押すと、20枚のそれぞれ種類が異なるビンゴカードが作られます。

これを印刷すれば、そのままビンゴカードを作ることができます。(デフォルトでは1枚の紙に1つのビンゴカードなので、サイズは調整してください。)

まとめ

以上、オンラインでビンゴゲームができるFlippityの使い方を紹介しました。

リンクをシェアするだけで、ZoomでもTeamsでも、ウェブ会議ツールと併用しながらオンラインビンゴが実施できます。

また、オンラインではありませんが、対面授業で使えるビンゴカードがwordとPDFでダウンロードできる活動ページもあります。

こちらもぜひご活用ください。

Flippityには、オンライン授業で使えるゲームのテンプレートが20種類以上あります。

その他のゲームの作り方は、こちらの記事一覧で見ることができます。

その他、オンライン授業で使える活動集はこちらから。