日本には色々な迷信がありますが、学習者の国の迷信も聞いてみるとおもしろそうです。
今回は、自分の国の迷信を説明するアクティビティです。
「〜でしょう」「〜と言われています」といった文型と一緒に使用することができます。
Book Creatorで作ったサンプル本も用意していますので、ぜひご覧ください。
全体の流れ
まずは「日本の迷信について読んでみよう」と、日本の迷信を知るところから始めるといいと思います。
具体的には、次のような手順が考えられます。
- 日本の迷信について読む
- 自分の国の迷信を日本語で説明できるように準備する
- グループまたはクラスで発表する
では、ここから具体的な実施方法を解説していきます。
実施方法
日本の迷信を読んでみよう
まずは、日本にある色々な迷信を読んで、どのように解説をしたらいいのかを知ってもらいます。
例として、以下の教材をあげてみました。
Book Creatorでオンラインの本を読む
初級レベルでこの活動を取り入れるのであれば、シンプルにまとめた教材を用意するといいでしょう。
例えば、こちらはBook Creatorで作ったオンラインの書籍です。日本の迷信をまとめてみました。
この本をオンラインで公開していますので、「そのまま使いたい!」という方はぜひリンクシェアして授業などでお使いいただけます。
教科書を参考にする
初中級〜中級レベルであれば、『上級へのとびら』 p.149を参考に「日本の色々な迷信」を1ページの資料にまとめるといいかもしれません。
本冊にあるように、
- 数字の迷信
- 動物の迷信
- 天気の迷信
- その他の迷信
とカテゴリー分けして提示するのも、わかりやすいですね。
自分の国の迷信を説明しよう
日本の迷信について読んだら、今度は自分の国の迷信を日本語で説明できるように準備をします。
- 知らない言葉を調べる
- 文法など間違いがないかどうかを確認する
- 準備したものを他の人に伝える練習をする
などの準備方法があります。
もしクラス全員が同じ国から来ているという環境であれば、あえて他の国の迷信について調べて発表するという調べ学習形式にしてもいいでしょう。
グループまたはクラスで発表しよう
その後、ペア・グループ・クラスで発表し、アウトプットする機会を設けます。
口頭で発表
準備したものを口頭でペア・グループで発表します
相手からの「〜はどういう意味ですか」といった質問にも答えることができます。
紙に書いて発表
実施方法①で紹介したBook Creatorの本のように、挿絵を入れて文章も書くと、わかりやすいと思います。
オンラインで行う場合は、下記で紹介するPadletを使うといいと思いますが、デバイス等が使えない環境で実施するのであれば紙に書くといいと思います。
Padletに全員で投稿
オンラインレッスン や、教室内でも各自のデバイスが使えるような環境あれば、Padletに各自調べた迷信を書いてもらうと、他の人の書いたものを一斉に見ることができます。
更にそこにコメントや「いいね」をすることもできるので、反応を示すことができるのも楽しいです。
Padletの使い方がわからない!という方は、以下をお読みください。
Padletを使いたいけど使い方がわからない
Padletを使ってみたいけど、使い方がわからない...という方は、こちらの記事で使い方を学ぶことができます。
それでもなかなか一人で試すのは難しい...という方は、Zoomでの1対1セッションで個別に使い方をお教えすることもできます。
こちらのページから詳細をお読みいただき、お問い合わせください。