今回は、日本語教育や英語教育で使える、おもしろい道具を見せて話す活動の紹介です。
- この道具は〜するのに使えますよ。
- これは、〜ための〜です。
- これは〜のような〜です。
などの説明練習に使えるアクティビティです。
先生
でも、おもしろい道具ってどんなものがあるんだろう?
この記事ではそんな疑問に答えるべく、活動に使えるおもしろい道具をいくつか紹介します。
このおもしろ道具は一体何に使う?
おもしろい道具(使い方が初見ではわからないもの)の実物や写真を見せて用途を説明したり、自分の意見を言う練習をする活動です。
の練習で使うことができます。
■栓抜きに見えない栓抜き
- このボトルオープナーは、プロレスラーみたいです。
- これは、瓶のふたを開けるのに使います。
- これはボトルオープナーだと思います。
■草に見えるペン
- これは、草みたいなペンです。
- これは草のようなペンです。
- これは、字を書くのに使うと思います。
- これは、ペンだと思います。
■たこ焼きゴルフボール
- これはたこ焼きのようなゴルフボールです。
- これはゴルフボールだと思います。
■お札タオル
- これは、お札のようなタオルです。
- これは顔を拭くのに使います。
- これは、タオルだと思います。
■豆腐一丁の付箋
- これは、豆腐のようなポストイット(ふせん)です。
- これは、メモを書くのに使います。
- これは、ポストイットだと思います。
こんなイラスト教材も使える
『日本語教師のための活動アイディアブック』には学習者のレベルに合わせて使える活動案が載っています。
このUnit12にあるいろいろな道具のイラストを使って、「〜のに使えます」と用途の説明を練習する活動ができます。
こちらはおもしろい道具ではないのですが、
- 割れ物を包むプチプチの緩衝材
- 汚れを取るカーペットクリーナー
- しおり
- トング
- ホッカイロ
など、用途を説明するのに少し語彙や説明に工夫が必要となる道具のイラストが、全部で20ほど載っています。
このようなイラストを使って、
- ペアの一人が絵を見ながら「これは〜のに使います」と用途を説明
- 他の人は、その説明を聞いてどの道具の説明なのかを当てる
といった活動ができます。